4種類のデザインから【Tokyo】について紹介します!
ブランド立ち上げにあたり、4種類のピアス×2色展開というラインナップになっていますが、その中の1つ「Tokyo」への想いについて書きます。
実は、「Tokyo」は4つの音の中で最も最初に考えたアイテムです。
筆者は元々音楽が好きで、音楽のように感情に共感できるアクセサリーを制作したいと思っていました。(Story参照)↓
音楽的メッセージ
邦楽の中には、東京というタイトルの曲や都会に対する想いを歌った曲がたくさんあります。
YUI(TOKYO)とか、きのこ帝国(東京)、くるり(東京)、MONONO AWARE(東京)、Nulbarich(TOKYO)、チャットモンチー(東京ハチミツオーケストラ)、Vaundy(東京フラッシュ)などなど、他にも山ほどあります。
上京の気持ちを歌っていたり、都会に揉まれながら頑張る気持ちを歌ったり、東京での恋愛を歌ったり、都会で感じる焦燥感を描いたり、様々な視点から東京を表現しています。
私自身が超田舎出身で、大学生の時に初めて東京に進出したので、そういった気持ちにとても共感できます。
「大学〜大学院まで6年東京 → 就職で広島に3年半 → 再び東京へ」という生活を過ごして、やっぱり地方と東京は違うなって思うし、特別な場所だと思います。
都会への想い
大学生の時に上京して感じたのは、圧倒的な情報量の違いと、生活スタイルの違い、そして競争力の違いでした。
特に競争力の違いが、とても顕著だと今でも感じます。
例えば、スポーツにおいて地方の県で優勝できるチームの実力は、東京のヒエラルキーだと中間くらいの実力だったり、地方で偏差値が高い高校のレベルは、東京だと下のレベルだったりします。
いろんな場所から人が集まるので、当たり前ですが、これは東京に住んでみてとても衝撃を受けた現実でした。
大学生の時、デザイン学科へ入学して、周りの友達のセンスが高すぎてめちゃくちゃ落ち込んだ時期もありました。
その中で、デザイナーを目指すにあたり、めちゃくちゃ必死で勉強して制作しました。
もうあの頃には戻りたくないですね、、、
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東京はもちろんなんでもあって、行きたいと思ったところにすぐ行けるし、あらゆる情報やイベント、展示も最初に体験できて、楽しいことが沢山あります!
でも、周りにすごい人たちがたくさんいて、焦りとか孤独感を感じつつ、それでもやりたいことがあるし、まだ戦っていたいっていう気持ちも芽生えます。
そういう、「華やかさ」と「焦燥感」「孤独感」を同時に味わえる街だと思っています。
そしてその感情は、何かしらやりたいことがあって東京に住んでいる人は、一度は感じたことがあるんじゃないかと思っています。
だからこそ、「Tokyo」のデザインを制作したいと思ったのです。
Tokyo
都会の喧騒 700Hzの音から生まれたピアス
- Concept -
憧れの街 東京
華やかな人の渦に
心地良さと孤独感を覚える
今日も私は 何かを目指す
自由だけど 不自由な私へ
今日の「私」を肯定する
都会で、夢や目標を追いかける「私」を奮い立たせるコンセプトです。
いや、夢や目標なんてなくてもいい。
毎日の仕事、勉強や人との関わり、遊びに行ったり、ダイエットしたり、スキンケアしたり、そういう日常を繰り返す中で、たまに不安になったり、挫折を感じたりすることがあると思います。
そういう、プラスとマイナスの繰り返しが自分で、きっとそれでいいんだと思います。
名もなき1日を
「Tokyo」のストーリーが誰かに勇気を与えたり、救ったりできたらいいなと思っています。
誰かの何気ない1日を、名もなき日にできるような、そんなメッセージを込めているので、お手に取って頂けたら嬉しいです。
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SOWN 代表
片倉