アクセサリーブランド開設への想い💓

アクセサリーブランド開設への想い💓

アクセサリーが好きになる

筆者は、もともとアクセサリーが好きだったわけではありません。というか、ファッション自体そこまで関心がありませんでした。

しかし、ここ数年でファッションやアクセサリーがとても好きになりました。

自分が苦しかった時に、洋服やアクセサリーの存在に救われたからです✨

 

配属ガチャ

約5年前、大学院を卒業して大手家電メーカーにデザイナーとして就職しました。そこの会社は、担当する製品によって配属先が分かれるシステムになっていて、私の配属先は広島でした。

出身は関東、大学は東京だったので配属は関東か、せめて関西を希望していたのですが、一番遠いところに配属されてしまいました、、、

当然知り合いは一人もおらず、地方だからなのか、若い社員がとても少ない職場でした。

地方配属なんて大したことないと思う方もいるかもですが、東京での生活に慣れ、友人や家族もみんな関東にいて、しかも職場もあまり良い環境ではなかったため、入社半年後くらいから、毎日会社に行くのが億劫になってしまいました、、

さらに、追い討ちをかけるように新型コロナウイルスが発生し、一時期は連休に県外へ行ったりすることもできなくなりました。

 

ファッションに救われる

そんな日々を過ごしながら、どうしたら毎日が楽しくなるだろう、と考えていました。

朝、家を出発する時に億劫な気持ちにならないよう、ちょっとだけオシャレをすることにしました。

幸いデザイナー職ということもあり、大企業でしたが、少しラフなオフィスカジュアルくらいまでは許されたので、洋服を買ったり、アクセサリーを買うことが多くなりました。

そうしているうちに、ファッションは見た目を変化させること以上に、気持ちを変えてくれるツールであることに気付きました。(普通の人はもっと早くから気付いているかも)

さらに、社会人になってからピアスを開けました。(普通逆だよね?)

家を出る時、鏡の前でピアスを着けると、不思議なくらい前向きな気分になれました。

 

東京へ戻る

その後、もう少しファッション寄りのアイテムのデザイナーになりたい、と考えて時計を生産しているメーカーへ転職しました。

最初の会社ではスマートフォンをメインとする通信機器のデザインを担当していたので、サイズ感は時計と近く、転職はスムーズに進みました。

 

 

アイデア発見

転職してからは、漠然と個人のアクセサリーブランドを作りたいと思っていました。ただ、世の中に数えきれないくらいのブランドがある中で、差別化しつつ自分が情熱をかけれるコンセプトがしばらく思い浮かばなかったのです。

学生時代から音を使ったプロダクトデザインを提案することが多かったので、音とジュエリーを結びつける方法はないかな、と考えていたところ、クラドニ図形と呼ばれる、音を図形化する方法を発見し、これだ!と思ってデザインを開始しました💫

 

ブランド創設

そして、コンセプト、ストーリー、ビジュアル、世界観、ブランド名などを考え、デザインしたCADデータから現物を製造してくれる会社を探し、ECサイトを構築しました。

 私自身が、ファッションやアクセサリーに救われた気持ちから、自分のアクセサリーで救われる人がいるかもしれない、という気持ちでブランドを立ち上げました。

音という目に見えないものをテーマとすることで、記憶や感情を呼び起こすことができます。

現状、4つの音から4種類のアイテムを展開していますが、それぞれの音のチョイスは、ピアスを身に付けた時に前向きな気持ちになれるような音を選んでいます。

例えば、「Tokyo」は都会の喧騒という音を図形化していて、東京の人混みや満員電車に揺られて過ごしていく中で、華やかさと同時に寂しさや焦燥感も感じてしまう、そんな気持ちをストーリーにしています。

他の3つの音も、音から連想できる気持ちをコンセプトにしています。

 

SOWNのアクセサリーを身に付けた人が、勇気をもらえたり、前向きになることを願っています。

あなたの1日に、素敵なストーリーが訪れますように。

 

SOWN 代表

片倉

 

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